【4t】中型トラック運転のコツを現役ドライバーが伝授!コツさえつかめば難しくない!

4t・中型トラック
記事内に広告が含まれています。

中型トラックの運転は車両サイズも大きく、運転が難しいと感じることが多いですよね。

しかし、中型トラックの運転は少しのコツを知ることで、驚くほど早く成長し運転にも慣れることが出来ます。

そこで今回は、中型トラックの運転のコツについて、現役運転手がお伝えしていきたいと思います。

中型トラックと小型トラックとの違い

中型トラック運転手として働く前にまず、小型トラックとどのくらい車両サイズが違い、積載量や車両総重量が違うのかについて、しっかり理解しておく必要があります。

まず小型トラックである2トントラックのサイズは、

全長4.7m、全幅1.7m~2m、全高2.1m程度

が一般的なサイズであるのに対し、

中型トラックでは、

全長約8.7m、全幅約2.4m、全高約2.4m

とすべてにおいて大きく上回っています。

その為、構造は同じ車両だが、「違う」というイメージを持つことが重要となり最初に車両の違いを理解しておくことで、コツの飲み込みが早くなります。

また、車両の大きさをしっかりと理解しておくことで、幅の狭い道路での離合や中型トラックでは通ることの出来ない高架下など、無駄な接触事故を減らすことにつながります。

このように、車両の違いをしっかりと理解しておくことは、運転のコツをつかむ上でも安全運転のためにも非常に重要だと言えるでしょう。

中型トラックの運転のコツとは?

ここでは、中型トラックの運転に少しでも早く慣れるためのコツについて、詳しく理由も合わせてご紹介していきたいと思います。

直進のコツは車幅!

まず、運転の基本である直進のコツは車両の幅を意識した運転です。

普通車や小型トラックではあまり感じることはないのですが、中型トラックではこの車両幅の違いに気づくことになります。

最も一般的な2トントラックの車両幅は1.7m程度であるのに対し、中型トラックの車両幅は2.5mとなっています。

道路構造令の定めでは、一般道路の車両幅が3.0m~3.5mと決まっていますが、多くの道路では3.0mの車両幅しか確保できておらず、中型トラックで走行する場合には片側25㎝しか余裕がありません。

そのような状況で車道に木の枝が張り出していたりすると、この車両が通行できる幅はまだ狭くなる可能性もあります。

その為、直進する際には白線や縁石側を基準に一定の距離を保ち、狭い場所では道を譲り、助手席側だけではなく、対向車にも注意を払いながら走行することが重要であると言えるでしょう。

右左折のコツは後輪!

右左折するときのコツは、後輪を中心にしたハンドル操作です。

中型トラックはホイールベースが長く、小型トラックと比べると遅いタイミングでハンドルを切り始める必要がありますが、車両感覚をつかめていない状態ではハンドルを切るタイミングが分からず、遅すぎたと急ハンドルを切ってしまうことも良くあります。

中型トラックなどの全長が長い車両で急ハンドルを切ると、オーバーハングと言われる現象が起こり接触事故のもととなり非常に危険で、荷物を積載している状態であれば荷崩れの原因にもなりえます。

右左折は急いでしなければならないものではないので、後輪をミラーで確認しながら白線や縁石と一定の距離を保ち、ゆっくりとハンドル操作を行うといいでしょう。

バックのコツは目視!

中型トラックでのバックのコツは目視です。

中型トラックでのバックが難しい、真っ直ぐ付けられない、後方の距離感が分からないという方が多くいます。

そんな方々に共通していることは、バックの際にミラーだけを見て確認しているということです。

小型トラックなどの車両では、車両後方部までの距離が近いためにあまり感じることはありませんが、中型トラックの全長は約8.44mもありミラーだけでバックしていると、距離感もつかめず、自分が真っ直ぐバックできているかどうかも分からなくなってしまうのです。

その為、中型トラックでバックする時には、目視で自分の車両を確認しながらバックすると上手くバックできるでしょう。

目視するときには窓から顔を出して確認し、周りスペースがありドアを開けることが出来るのであれば、ドアを開けて身を乗り出して目視した方がさらに良く分かるでしょう。

また、ホームなどに直角につけたいという方は、隣に車両が止まっていればその車両を基準に、基準とする車両も白線も引いていなければ、ホームから張り出している屋根材のラインに合わせてバックすることで、ホームと直角につけることが出来るようになるので、試してみてください。

中型トラックの運転で注意したいこと

中型トラックの運転で注意したいことは車両感覚の違いを意識することですが、そのほかにも決定的に普通車や小型トラックと違うポイントがありますが、それは・・・

【ブレーキです】

中型トラックのブレーキは、エアブレーキと言われる制動能力の高いブレーキが採用されています。

積載量も多く車両総重量も重くなるので、制動性能の高いブレーキを使用するのは当然なのですが、制動力が高すぎて、簡単に急ブレーキになってしまうことがあり非常に危険です。

また、中型トラックで定量の積載量まで積んだ場合と空車状態では、ブレーキの利きが全く異なるので、こちらでも注意が必要になります。

荷物を積載した状態で急ブレーキになってしまうと、荷崩れや破損を起こしてしまい弁償を求められることもあり得ます。

そのようなことにならない為にも、中型トラックのブレーキ操作は慎重に行い、急ブレーキになるような余裕のない運転は避けましょう。

中型トラック運転手を目指すなら?

具体的にどうすれば中型トラックの運転手になれるのか分からないという方は、まず自分の運転免許を確認してみましょう。

業界で言われる中型トラックは一般的に車両総重量が8t未満の車両のことを指すので、2007年(平成19年)6月1日以前に普通運転免許を取得した方であれば、中型免許(8t限定)と表記されているはずなので、新たに運転免許の取得は必要ありません。

しかし、それ以降に普通免許を取得しているのであれば、新たに中型免許の取得が必要となりますが、中型免許の取得条件は普通自動車免許・準中型免許・大型特殊免許のいずれかを取得した後に、通算2年以上の運転経歴が必要となっています。

つまり、最短でも中型免許が取得できるのは、18歳で普通免許を取得後20歳からということになります。

中型免許の取得方法は指定教習所卒業し交付される方法と、運転免許センターでの一発試験に合格する方法と2種類ありますが、指定教習所であれば取得は難しくないのでそちらでの免許取得をお勧めします。

おすすめ関連記事はこちら!

まとめ

ここまで中型トラックに関する運転のコツについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

この記事が中型トラックの運転に悩んでいる方の役に立てば幸いです。

好条件で高収入が目指せるドライバー職・運送業界の仕事情報


現在、ドライバーとして働いている方で【働いても給料に納得がいかない】【肉体的にきつくなってきた】【今の会社で将来のことが考えられない】など悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
そんな方にとってドライバーや運送業界への転職や就職活動はドライバー不足の今が絶好のチャンスです!
ドライバーが圧倒的に不足している運送業界では、どこの企業においてもドライバーを確保することが最優先となり、高水準な給与・仕事面での好待遇など、これまで考えられなかったような変化が起きています。
このような状況で現在、ドライバーとして働いているのに待遇がよくならないのであれば会社に問題があり、転職のタイミングだといえます。
転職や就職を成功させるために重要なことは、なりたい職種の【平均収入・勤務時間・年間休日・仕事内容】といった情報の平均値(当たり前)を知ることですが、このような情報の個人収集は難しく効率も悪いです。
そのような時にはドライバー専門の転職サイトを活用していくことで、効率よく情報収集が行えるので自分の希望するドライバーになるための近道となります。
下記でご紹介するドライバー専門転職求人サイトは
ドライバー専門の求人情報が数万件!
スカウト登録で企業から直接オファー!
求人応募が簡単で複数の企業に一括応募可能!
知名度・利用率・ドライバー採用に繋がる媒体№1 
など多くのメリットがあり、うまく活用することで必ず自分の希望に合ったドライバー職が見つかるでしょう。
登録は無料で行えるので気になる方は利用してみてください。 

運転免許取得を考えている方へ

運転免許取得を考えているのなら合宿での免許取得をお勧めします。

通学での免許取得は受講生が多いとスムーズに実技講習が受けられず、多くの時間がかかり結果としてかかる費用も多くなってしまいます。

下記でご紹介している合宿免許比較サービスでは、提携している全国の自動車教習所の中から、自分に合った合宿プランを簡単に検索することが可能となっています。

検索するだけなら登録も必要なく料金も発生しないので、通学と合宿の費用の違いを比較してみて下さい。

春休み合宿免許は年内のお申し込みで最大15,000円割引!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました