トラック運転手として働いてみたい興味があるという方にとって、運転手にはどのような楽しさがあるのかは気になりますよね。
トラック運転手の楽しさが分かれば、実際に運転手として働くイメージもわきやすいのではないでしょうか。
そこで今回は、現役トラック運転手が思うトラック運転手の楽しさについて解説していきたいと思います。
仕事は楽しめることが重要!
どの様な職種でもいえることですが、職業や職種を選ぶ時の基準の一つとして楽しんで出来る仕事かどうかは、重要なポイントでありこの基準を満たしていない就職や転職は、上手くいかないことの方が多いのではないでしょうか。
その為、自分の興味のある分野や仕事の楽しさについては、事前にしっかりと把握しておく必要があり、楽しさを知った上で就職や転職を行うことが必要になります。
特にトラック運転手は、他業種と比べ特殊な働き方が多い職業で基本一人での業務になり、仕事の仕方や走行するルートなど自分一人の判断で決めていかなければならず、大きなプレッシャーとなり、楽しんで仕事をすることが出来るのかと、不安を感じてしまうでしょう。
しかし、筆者自身はここにトラック運転手として働くことの楽しさがあると感じています。
一人での仕事が多いということは、それだけ他人との接点がなく気を遣わずに仕事をすることが可能ということで、運転手自身が楽しめるように仕事をすることが出来ると言う事です。
実際にトラック運転手として働きだした方の多くが、転職するにしても運転手以外は考えられないとよく口にするほど、楽しさや気楽さを感じています。
このように、トラック運転手には働いてみないと分からない部分も多いですが、実際に働きだすことで多くの楽しさや魅力に気づけるでしょう。
トラック運転手が楽しいと感じる6つのこと!
ここでは、実際にトラック運転手として働く中で感じたトラック運転手の楽しいことについて、ご紹介していきたいと思います。
費用は会社持ちで各地を回れる!
長距離のトラック運転手として働くということは、費用は会社持ちで全国を回ることが出来るという楽しさがあります。
もちろん仕事を兼ねているので、旅行のように全てが自由な時間とはなりませんが、自分で費用をかけることなく各地を回れるということは大きなメリットであり、その場所でしか見ることの出来ない景色や建物など、普通の仕事では感じることのないような楽しさを感じることが出来ます。
各地での食事!
トラック運転手の楽しみの一つが食事ですが、全国を回るような仕事をしているトラック運転手は、各地の美味しいものを食べることが出来ます。
また、その場所にしかないご当地ものを食べることが出来るのも、トラック運転手の楽しみとなっています。
その為、多くの長距離運転手は好きなものしか口にしないので、どうしても肥満になりがちです。
行ったことのない場所への配達!
自分が言ったことが無い場所へ行くことは、運転手の楽しみの一つだと言えます。
行ったことが無い場所に行く時には、当然通ったことが無い道路を通行することになりますが、「この道がここにつながっているのか、この時にはこの道の方が早いかも」というような発見につながり、プロドライバーとしてのスキルアップにもつながります。
その為、多くのトラック運転手は言ったことのない場所に配達に行くときには、ワクワクして楽しみにしているのです。
自由な働き方!
トラック運転手が楽しいと感じるのは、その自由な働き方によるものが多くなっています。
トラック運転手の基本は預かった荷物を、指定された日時に預かった状態で届けることですが、この基本を守っていればどの時間で仕事をするのかは、運転手次第で自分に合った働き方で仕事をすることが出来ます。
もちろん運転手の労働に関する法律の範囲内でのことですが、トラック運転手でしかできないような働き方が楽しいと、感じている運転手は多くなっています。
狭小道路の攻略!
これはプロドライバーとしての、プライドのようなものが働いているのかもしれませんが、狭い場所での運転や右左折、バックなど難易度の高い運転技術が必要となる場所での運転は楽しく感じます。
右左折時や狭い場所での離合など相手ドライバーが驚くような状況は、プロドライバーとして腕の見せ所であり上手くいくことで自信につながります。
このように、プロドライバーでしかできないような狭小場所での運転は、楽しく感じているのです。
トラックのカスタム
トラック運転手の楽しみの一つが、持ち車であるトラックのカスタムです。
もちろん会社によっては持ち車ではなく、持ち回りで管理する運送会社もありますが、多くの場合には運転手一人一人に専用のトラックが用意され、責任をもって管理、運行していくことになります。
その為、会社の許す範囲で内装を変えたり、電飾(マーカー)、メッキパーツなど自分好みのトラックへとカスタムすることが、運転手の楽しみの一つとなっています。
楽しいだけではないトラック運転手のつらい5つのこと
トラック運転手として働くのであれば、楽しい部分だけではなくつらい部分についても、理解しておく必要があるでしょう。
そこでここでは、実際の経験で感じたトラック運転手のつらいところについて、ご紹介していきたいと思います。
手積み手降ろしはつらい!
運転手でつらいと感じるのが、荷物の積み下ろしが手作業の時です。
20㎏の荷物を大型トラックに積み込む場合、600個も手で荷物を積み込む必要があり、バラ積みした荷物は、当然バラ下しとなるので一回の運行で24tもの重量を手で動かすことになり非常につらいと感じます。
現在、手積み手降ろしは少なくなってきてはいますが、荷主の都合でバラ積みをしなければならないことがあることは、覚えておく必要があると言えるでしょう。
荷主・顧客の時間指定がつらい!
指定された日時を守っていれば、自由な働き方が出来るトラック運転手ですが、必ずこの日時を守らなければならないという約束でもあります。
その為、トラック運転手はその時間を厳守するために努力しますが、道路状況によってはそれがどうしてもできない場合があるのです。
また時間指定において「早くてもダメ、遅くてもダメ」というような難しい指定をされると、運転手にとって非常につらい状況になると言えるでしょう。
渋滞がつらい!
これはどうしようもない問題なのですが、突発的に起こる工事渋滞や事故渋滞、通行止めなどの交通規制は、トラック運転手にとって非常につらいです。
トラックは普通車のように、う回路を通行できるとは限らず事故の処理が終わるまでその場にとどまることもあり、その後の運行に大きな支障が出てしまいます。
そのような場合には指定された日時を守れるように、休憩時間や休息時間を削りながらの運行となり、運転手にとってはつらい状況になってしまうのです。
荷待ち時間が長いとつらい
現在では、運転手の長時間労働是正の為に法律が改定されていますが、完全に荷待ち時間がなくなったわけではなく、時には長時間の荷待ち時間が発生してしまいます。
荷待ち時間が発生してしまう理由としては、荷役するトラックが同じ時間に重ねってしまう事でおきますが、中には発送する荷物がそろっておらず荷待ちになることもあります。
この「いつ荷物を降ろせるのか、いつ荷物を積み込めるのか」という先が見えない状況での荷待ち時間は、非常につらいと感じるでしょう。
また、この荷待ち時間は法律によって労働時間と定められていますが、運送事業者によっては休憩時間として扱うというような、不当な状況もあるので注意が必要です。
止まりたいときに止まれないのがつらい!
トラックはその車体の大きさから、何処にでも停車や駐車が出来るわけではなく、広いスペースがないと止まることは出来ません。
そのような状況で一番困るのがトイレで、特に大型トラック以上の車両では止まれるところも限られており、トイレに行きたいからと言って直ぐに止まることは出来ず非常につらく感じます。
男性運転手であれば、路肩などのスペースで用を足すことは可能ですが、女性運転手の場合にはその様なことが不可能なため、特につらく感じてしまうでしょう。
きつさを上回る楽しさがトラック運転手にはある!
どの様な業界であっても職種であっても、必ずきつい部分というものはありますが、トラック運転手の楽しさを知ることで、きつい部分があまり気にならなくなるでしょう。
上記でご紹介した手積み手降ろしについても、きつい仕事は給与水準が高いこともあり、稼ぎたいという方にとってはやる気につながりますよね。
また、長時間の荷待ち時間も労働時間として扱われるため、トラックの中で休憩しながら自分の好きな事(音楽を聴く・DVDを見る・動画配信サービスを利用する・副業をする)をしながら残業代を稼ぐことも出来ます。
このようにトラック運転手として働くと、ほかの業種では味わえない多くの楽しさがあり、きつい部分は楽しさでカバーできることがほとんどです。
その為、トラック運転手に興味があり、運転手として働きたいという気持ちがあるのであれば悩まず、行動に移してみるべきなのかもしれません。
まとめ
ここまで、トラック運転手の楽しいことについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
この記事がトラック運転手に興味がある方の役に立てば幸いです。
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