最近では、運転手不足が深刻だと様々なメディアで聞くことが多くなりました。
これから運転手をしてみたい、興味があると言う方にとっては、何故不足しているのか、何か特別な理由があるのかなど気になることは多いはず。
そこでこの記事では、現役ドライバーが考える運転手不足の原因や理由について詳しく解説していきたいと思います。
業界で見る運転手不足の現状
運送業界では2020年問題と言われ、103万人の運転手需要があるのに対して、実際には90万人前半の運転手しか確保できないと言われる問題でした。
2020年と言えばコロナ真っただ中の年で、多くの企業が倒産や人員削減など経験したことのない不況を経験し、この業界においても観光業界を中心に、バス運転手やタクシー運転手など多くの運転手が仕事をなくす結果となりました。
しかし、そんな中テレワークや自宅待機が増えたことで、ネットショッピングなどの需要が高まり、逆に忙しくなったのが宅配業界です。
そこに、仕事を失った観光関係の運転手が多く転職したと聞きましたが、それでも忙しくなった分、運転手不足を解消できるような状況には程遠く、今もなお運転手不足が続いている状況です。
現役ドライバーが感じる人手不足の実態
様々な媒体で運転手不足が報じられますが、実際に運転手として働いていると本当に人手不足を感じることがあり、荷物はあるのに走る運転手が足りず、輸送を断るという状況もあり荷主側もトラックの確保が難しいと感じることがあるようです。
また現役運転手として働いている状況でも引き抜きの話が多く、どの運転手も必ず一回は声をかけられている状況です。
このような状況からみても、ニュースなどで見聞きするよりも運転手不足は深刻な問題であると言えるでしょう。
現役ドライバーが考える運転手不足の理由と原因
ではなぜ、運送業界で運転手不足が起きているのでしょうか。
ここでは、現役ドライバーが考える運転手不足の原因について解説していきたいと思います。
運転手という仕事のイメージ
運転手という仕事は昔から、3Kと言われる「きつい、汚い、危険」のイメージが定着してしまっています。
確かにそのような状況はないとは言い切れませんが、どのような業種でも少なからずあることではないでしょうか。
実際に運転手として働いてみると、そのような事ばかりではないことが分かりますが、ニュースなどで運転手が事故などを起こし、休憩や仮眠が取れていなかったことなどがクローズアップされてしまうことで、「やはり運転手はきついのか、危ないのか」というイメージにつながり、敬遠されてしまうことが多くなっているのではないでしょうか。
必須運転免許
運転手として働くためには、運送業、観光業どちらで働くにしても車両サイズに合った運転免許の取得が必須となります。
しかし、過去の免許制度改定により中型免許や大型免許の取得条件が厳しくなり、免許を取得しようと考える希望者が減少してしまいました。
特に若い世代では取得条件が厳しくなったことに加えて、取得費用も負担となりさらに取得を控える方が多くなっているようです。
ベテラン運転手の一斉定年
運転手が不足する原因としてベテラン運転手が一斉に定年を迎え、退職していることが原因の一つと言われています。
確かに、運転手として働いていると60代以上の大ベテラン運転手が多く、現役でバリバリ働く運転手に良く会うことがありました。
なぜ60代以上の運転手が多いのかと言いますと、この世代が働き始めたころには運転手という職業は給与水準がいいというイメージがあったからです。
実際にローンなどを銀行で組む際に年収を伝えると驚かれることも多かったと聞いたことがあります。
その為、この世代では儲かるというイメージがあり、運転手に人が集中したことで現在の一斉定年につながってしまったと考えられます。
運転手として働きたいならチャンスと言える状況に!
現在、多くの運送業者が絶えず運転手を募集しており、転職を考えている方にとっては有利な売り手市場だと言えるでしょう。
つまり今運転手への転職を考えている方は、自分の乗車したいサイズのトラックや荷物などを持っている運送会社を選びやすいと言える状況にあり、万が一転職に失敗したと感じても、次の運送会社を選ぶことも難しくないと言えるのではないでしょうか。
行動を起こすのであればいい時期だと言えるので、現在運転手への転職で悩んでいるのであれば必要免許を取得し、自分に合った運送会社を探してみてはいかがでしょうか。
まとめ
ここまで現役ドライバーが考える運転手不足について解説してきましたがいかがだったでしょうか。
この記事が運転手への転職を考えている方の参考になれば幸いです。
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