2tトラックルート配送ドライバーに興味がある方にとって、仕事内容や働くことでどんなメリットやデメリットがあるのかは、気になるポイントですよね。
事前に情報を知ることが出来れば、働けるかどうかの判断材料になるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、2tトラックルート配送ドライバーの仕事内容やメリット、デメリットについても解説していきたいと思います。
ルート配送はこんな仕事です!
ルート配送とは、ある程度決まっている店舗や企業を回り、配達や集荷を行っていく配送方法です。
あらかじめ決められた店舗や企業を中心に回り、毎日通行するルートが同じであることからそう呼ばれています。
一般的に近距離での集配送でルート配送が行われますが、中距離の輸送でもルート配送に従事するトラックも存在します。
一日の流れは
物流センターなどで配達分を積み込む
↓
近い場所から遠い場所へとルート順に配送し集荷も行う
↓
最後の配送が終わったら同じルート上の集荷作業を行いながら帰庫
↓
物流センターで集荷したものを仕分けて下し業務終了
このような流れがルート配送の一日となります。
ルート配送に使用される車両は2tトラックから4tトラックが一番多く使われるため、準中型免許や中型免許が必要となり、普通免許ではルート配送ドライバーとして働くことは出来ません。
上記で紹介した一日の流れは運送会社によって変わり、配達を一日中行うルート配送もありますが、基本的に同じルートで毎日仕事を行うトラックが、ルート配送と呼ばれています。
2tトラックルート配送ドライバーのメリットとは?
ここでは、2tトラックルート配送ドライバーのメリットについて、ご紹介していきます。
毎日走るルートが決まっている
2tトラックルート配送ドライバーの一番のメリットは、毎日同じルートで集配送を行うと言う事です。
チャーター便などのトラックは、扱う荷物が毎日同じものではなく何処に行かされるかもわからない為、同じルートで集配送を行うことは少なくなっており、多くの道を覚えなくてはなりません。
その点、毎日同じルートを集配送するルートドライバーは、道を覚えたり調べたりすることが無くなるので、「方向感覚に自信がない」、「道を覚えにくい」という方にとっては大きなメリットになるでしょう。
働く時間が毎日同じ
毎日同じ配達先で同じルート上で集配送を行うルート配送ドライバーは、働く時間が決まっています。
一般的にトラックドライバーは、配達先や集荷先の都合に合わせた集配送を行う為、出勤時間や終業時間がバラバラになることが多くなっていますが、ルート配送ドライバーにはそのようなことはありません。
その為、「長時間働きたくない」「残業をしたくない」という方にとっては大きなメリットになると言えるでしょう。
プライベートな時間を持てる
ルート配送ドライバーは、プライベートな時間が確保しやすいというメリットがあります。
ルート配送ドライバー以外のトラックドライバーは、何処に行くか何を運ぶか決まっておらず、休日も前もって分かることは少なくなっています。
しかし、ルート配送ドライバーは運ぶ荷物も集配先も決まっているので、事前に休日もある程度決まっていることが多くなっています。
大体、一か月分の勤務状況が事前に決められるので、プライベートな時間を有効に活用できるでしょう。
運転手の中では他人との接点がある
トラック運転手全般、他人との接点が他業種と比べて極端に少ない職業で、一日を通して誰とも会話することもなく、時には人に合わない事すらあります。
しかし、ルート配送ドライバーであれば集配先の件数も多く、物流センターなどでの積み下ろしも毎日行う為、必ず他人との接点が持てます。
その為、ルート配送ドライバーは他人との「接点が欲しい、話したい」という方には大きなメリットになると言えるでしょう。
収入が安定している
毎日仕事が組まれているルート配送ドライバーは、安定した収入がメリットです。
チャーター便のドライバーなどは、前日の午後にならないと次の日の仕事が決まらず、時には休みになる可能性もあり給料が安定していません。
もちろん、仕事が多ければその分給料も良くなるため、平均よりも多くの給与を得ることが出来ますが、いい時と悪い時の差が激しいというのは安定しているとはいえず、デメリットとなるでしょう。
その点、ルート配送ドライバーはあらかじめ出勤や休日が事前に決められているので、毎月安定した収入を得ることが出来ます。
安定した収入は生活していくうえで重要なポイントとなるので、大きなメリットになると言えるでしょう。
2tトラックルート配送ドライバーにはこんなデメリットも!
2tトラックルート配送ドライバーの仕事には、メリットだけではなくデメリットもあります。
ここでは、2tトラックルート配送ドライバーのデメリットについてご紹介していきますので参考にしてみて下さい。
給与水準が低い
トラック運転手の給料は、トラックのサイズが大きくなればなるほど、輸送距離が長くなればなるほど高くなる特徴がありますが、そのどちらも満たしていない2tトラックルート配送ドライバーの給与水準は、少ない傾向にあります。
長距離運転手に比べ勤務時間や残業時間も少なくなっているので、仕方がないと言えばそうですが、働くうえで不満に感じてしまう事はあるでしょう。
その為、ルート配送ドライバーは安定した収入がメリットだが、給与水準が低めであるデメリットがあることも覚えておきましょう。
同じルートで飽きる
ルート配送ドライバーのメリットの一つである、毎日同じルートで道を覚える必要がないというポイントは、人によってはデメリットにもなります。
特に、運転が好きな人やトラックが好きな人は、「トラックで遠くに行きたい、いろんな場所に行ってみたい」と運転に慣れるにつれ考えるようになります。
そのような方が毎日同じルートで集配送を行っていると、どうしても飽きてきてしまい不満に感じることがあります。
その為、トラックが好きで運転も好きだという人には、デメリットになる可能性があると言えるでしょう。
急な休みがとりづらい
これはルート配送ドライバーだけに言えることではなく、ドライバー全体で言えることなのですが、急な休みが取りづらいということがあります。
特にルート配送ドライバーは、事前に決められた出勤予定に合わせて仕事をしていくことになりますが、休日などが事前に分かっていることで先に予定を入れています。
そのような状況で急な休みを希望しても、変わってくれるドライバーがおらず
「休めない、休みがとりにくい」
という状況が生まれてしまうのです。
その為、ルート配送ドライバーには急な休みが取りづらい、というデメリットがあることを覚えておくといいでしょう。
深夜勤務のルート配送もある
ルート配送は24時間営業の企業や店舗で集配送を行うこともあり、時には深夜勤務というデメリットがあります。
特に量販店などでは店舗の営業時間が終わってから配達することが多く、夜間に配達を行うことが多くなっています。
また、24時間営業のコンビニチェーンでも、夜間にルート配送が行われ数店舗を積み合わせて配送が行われています。
このようにルート配送ドライバーが勤務する状況では、夜間、深夜の勤務があるので、夜が苦手な方にとってはデメリットになってしまうでしょう。
基本的に手積み手降ろし
2tトラックルート配送ドライバーの集配送の方法は、基本的に手積み手降ろしとなります。
例えば、20㎏の荷物を2tトラックに100個手積みした場合、その積み込んだ荷物は手降ろしで下ろすということになります。
つまり、2tトラックなのに積み下ろし合計で、4tもの荷物を手で荷役しているということです。
その為、体力に自信がない、力がないという方にとってはきつく感じてしまい、デメリットになってしまうでしょう。
あなたは2tトラックルート配送ドライバーに向いている?
自分がルート配送ドライバーとして向いているのかどうかは、上記のメリットやデメリットに自分を当てはめることで、ある程度の適性が分かると思っています、
しかし、2tトラックルート配送ドライバーに向いているか以前に、興味があるのかどうかが重要なポイントになるのではないでしょうか。
ドライバー不足が深刻な問題となっている現状では、運転免許さえ所持していれば未経験者でもドライバーとして働くことは難しくないでしょう。
しかし、興味がない、やる気がないという状況で就職や転職をしても、長く続けていくことは不可能ではないでしょうか。
筆者自身の経験の中で、多くのドライバー未経験者と接する機会がありましたが、その中で
「特に興味はなかったが給料が良かったから、興味はないけど楽そうだったから」
という理由でドライバーになった方のほとんどは、向いていたのかもしれませんが、現在ドライバーとして働いていません。
その為、例え向いていたとしても興味や、やる気がないとドライバーとして働いいていくことは難しいと言えるので、自分がなぜ2tトラックルート配送ドライバーになろうと思ったのかを、考えてみるといいでしょう。
まとめ
ここまで、2tトラックルート配送ドライバーについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
この記事が、2tトラックルート配送ドライバーに興味のある方の役に立てば幸いです。
好条件で高収入が目指せるドライバー職・運送業界の仕事情報
現在、ドライバーとして働いている方で【働いても給料に納得がいかない】、【肉体的にきつくなってきた】、【今の会社で将来のことが考えられない】など悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
そんな方にとってドライバーや運送業界への転職や就職活動はドライバー不足の今が絶好のチャンスです!
ドライバーが圧倒的に不足している運送業界では、どこの企業においてもドライバーを確保することが最優先となり、高水準な給与・仕事面での好待遇など、これまで考えられなかったような変化が起きています。
このような状況で現在、ドライバーとして働いているのに待遇がよくならないのであれば会社に問題があり、転職のタイミングだといえます。
転職や就職を成功させるために重要なことは、なりたい職種の【平均収入・勤務時間・年間休日・仕事内容】といった情報の平均値(当たり前)を知ることですが、このような情報の個人収集は難しく効率も悪いです。
そのような時にはドライバー専門の転職サイトを活用していくことで、効率よく情報収集が行えるので自分の希望するドライバーになるための近道となります。
下記でご紹介するドライバー専門転職求人サイトは
●ドライバー専門の求人情報が数万件!
●スカウト登録で企業から直接オファー!
●求人応募が簡単で複数の企業に一括応募可能!
●知名度・利用率・ドライバー採用に繋がる媒体№1
など多くのメリットがあり、うまく活用することで必ず自分の希望に合ったドライバー職が見つかるでしょう。
登録は無料で行えるので気になる方は利用してみてください。
運転免許取得を考えている方へ
運転免許取得を考えているのなら合宿での免許取得をお勧めします。
通学での免許取得は受講生が多いとスムーズに実技講習が受けられず、多くの時間がかかり結果としてかかる費用も多くなってしまいます。
下記でご紹介している合宿免許比較サービスでは、提携している全国の自動車教習所の中から、自分に合った合宿プランを簡単に検索することが可能となっています。
検索するだけなら登録も必要なく料金も発生しないので、通学と比較してみる価値はあると思います。
春休み合宿免許は年内のお申し込みで最大15,000円割引!!
コメント