トラック運転手のお風呂事情とは?気になる疑問に現役運転手が答えます!

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トラック運転手は自宅に帰ることの出来ない日がありますが、そんな時運転手がどこでどのようにお風呂に入っているのか気になりますよね。

実は全国にトラック運転手が利用できる施設が多くあり、その施設を利用して入浴やシャワーを浴びているのです。

そこで今回は、現役運転手がきになるトラック運転手のお風呂事情について、詳しく解説していきたいと思います。

自宅に帰れない日があるトラック運転手

トラック運転手には、近距離~長距離まで多くの種類がありその働き方は、職種によって大きく変わり、自宅に帰ることの出来ない運転手も多くいます。

特に長距離運転手は、一週間に一度、月に数度しか自宅に帰れず、自宅に帰ることが出来ない日は、自宅で行う生活のすべてをトラックの中で行うことになりますが、当然お風呂についても業務の間や、仕事が終わった休息時間に入浴することになります。

自宅に帰ることの出来ない運転手にとってお風呂は、一日の疲れを取り次の仕事に備えるためにも必要不可欠なものです。

その為、様々な場所にトラック運転手が利用できるお風呂に関する施設が、設置されています。

トラック運転手のお風呂事情はどうなっているの?

ここでは、自宅に帰ることの出来ないトラック運転手が、どこでお風呂を利用しているのかについて、解説していきたいと思います。

ガソリンスタンド

トラック運転手が一番利用するお風呂の施設が、給油スタンドに設置されているシャワー室です。

このシャワー室は、給油をした方であれば誰でも使用可能で、24時間利用が可能な事から、生活時間が不規則になりがちなトラック運転手が、良く利用する施設となっています。

しかし、シャワー室は各スタンドに数個しかなく、利用希望者が多い場合には順番待ちをして、利用することになります。

また給油スタンドによっては、湯船がある場所もあり自分でお湯を張って使用することも出来ます。

トラックステーション

トラックステーションはトラック協会が運営する施設で、仮眠、食事、シャワーなどトラック運転手に必要なものが揃っている施設となっています。

この施設は協会員であれば誰でも使用できる施設で、多くのトラック運転手が利用していますが、協会員優先施設となっているので一般の方も利用することが出来ます。

シャワー室の利用には現金が必要になり、数分で100円程度かかることが多くなっています。

しかし、トラックステーションでは駐車場は24時間使用できますが、食事やシャワー室の利用が時間によっては出来ないことがあるので、事前に調べておく必要があるでしょう。

営業時間と施設内容の確認はこちら!

全日本トラック協会:トラックステーション

道の駅

あまり知られてはいませんが、道の駅にもシャワー室があることがあり、トラック運転手がよく利用しています。

利用に制限はありませんが、コインシャワーとなっている為トラックステーションのシャワー室と同じ様に、数分で100円程度かかることになります。

道の駅は駐車場も広く、24時間駐車場が解放されているので、トラック運転手にとってはありがたい施設となっています。

温泉施設

トラックで温泉?と考える方も多いと思いますが、実は駐車場が広く大型トラックでも駐車できる温泉施設が全国にはあります。

その為、この温泉施設があるルート上で輸送を行う運転手は、よく温泉につかって疲れをいやしています。

もちろん温泉なので、入浴料金は高くなりますが仕事中であるのにもかかわらず、温泉につかれると運転手からは人気があります。

高速道路のSA

高速道路のSAにはコインシャワー室が設置されている場所もあるので、トラック運転手が良く利用する施設となっています。

中には入浴施設を備えたSAもあり、トラック運転手の疲れを癒すのに役立っています。

入浴施設があるSAは下記の通り

【足柄SA上り 東名高速道路】

営業時間12:00~翌日10:00

平日は大人670円(小人330円)、土日祝は大人700円(小人350円)

【足柄SA下り 東名高速道路】

営業時間10:00~翌8:00
平日は大人670円(小人330円)、土日祝は大人700円(小人350円)

【諏訪湖SA上り 中央自動車道】

営業時間10:00~22:00(臨時:土日祝9:00~22:00)
大人610円(小人270円)

【諏訪湖SA下り 中央自動車道】

営業時間平日 10:00~21:30(臨時:土日祝9:00~22:00)
大人590円(小人210円)

【多賀SA下り 名神高速道路】

営業時間 12:00~翌10:00
1時間未満の入浴、大人550円(小人250円)

【刈谷PA(上り・下り)ハイウェイオアシス 伊勢湾岸自動車道】

営業時間9:00〜23:00(土日祝7:00〜23:00)
大人820円(小人410円)

となっていますので、シャワーだけではなく入浴したいというのであれば、利用してみて下さい。

参考:ドラぷら

自社のシャワー室

運送会社には宿泊やシャワー室の設置が義務付けられており、長距離輸送になる前には会社でシャワー室を利用して出発することが多くなっています。

会社でシャワーを浴びる時には、外の施設のように費用が掛からず、運転手同士の待ち時間も発生しにくいことから、輸送時間に余裕がない時には良く利用する施設となっています。

トラック運転手のお風呂に関する疑問

ここでは、トラック運転手のお風呂事情に関して疑問に思うことに、現役運転手目線で答えていきたいと思います。

毎日お風呂に入れないって本当?

これは「入れないではなく、入らない」が正解に近いと言えます。

運転手という働き方は、職種によって不規則な時間で働くことが多く、入ることが出来ない日もありますが、自分の意志で入らない方の方が多く感じます。

特に中距離運転手で、一日おきに自宅に帰れる働き方をしている運転手は、シャワーを利用しない方が多くなっています。

運転手のお風呂は基本シャワーって本当?

これは本当です。

多くのトラック運転手は、毎日のお風呂をシャワーのみで済ませて働いています。

多くのトラック運転手がシャワーのみで済ませる理由は、不規則な働き方で入浴の時間が取りにくい事、そしてトラックが駐車できる入浴施設が絶対的に少ないことが、理由として考えられます。

給油スタンドにコインランドリーがあるって本当?

これも本当です

給油スタンドにはシャワー室だけではなく、トラック運転手の為にコインランドリーも一緒に設置してあり、シャワーを浴びている間に洗濯をすることが多くなっています。

しかし、シャワー室、ランドリーどちらも他に待っている運転手がいる可能性があるので、順番を守って使用する必要があります。

持っておきたいトラック運転手入浴アイテムとは?

トラック運転手はいつお風呂にはいれるか、シャワーを浴びることが出来るか分からないので、トラックにお風呂道具を常備しておくことが必要になります。

その為、最低限

シャンプー・リンス・タオル・髭剃り・シェービングフォーム・歯ブラシと歯磨き粉

は常時トラックに載せておきましょう。

その際には、まとめて持ち運べるように手提げバックやかごにまとめて入れておくと、自分の順番が来た時に、スムーズにシャワーを浴びることが出来るのでおすすめです。

まとめ

ここまで、トラック運転手のお風呂事情について解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

トラック運転手が良く利用しているお風呂は

ガソリンスタンド

トラックステーション

温泉施設

高速のSA

自社シャワー室

となっています。

自分の働き方に合った施設や、ルートにあるお風呂を有効に使ってみて下さい。

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