トラック運転手の人間関係ってどうなの?【現役】運転手が感じる人間関係について解説します!

転職・就職
記事内に広告が含まれています。

トラック運転手は人間関係を気にせず働くことが出来るとよく聞きますが、トラック運転手として働く方が、どのように感じているのかは気になりますよね。

しかし、実際にトラック運転手として働く方の声を聴くことが出来れば、働くイメージも湧きやすくなりますよね。

そこでこの記事では、現役トラック運転手の筆者がトラック運転手の人間関係について、リアルな情報をお届けしていきたいと思います。

現役トラック運転手が感じる人間関係について

人間関係による精神的負担は非常に大きく、給料が良くても仕事内容が良くても、精神的負担が大きければ、その仕事を続けていくことは難しいのではないでしょうか。

筆者自身トラック運転手として働き始めて二十数年がたちますが、それまでは他の職種に就いて、人間関係に悩みながら仕事をしていましたが、精神的負担の大きさから離職し人間関係が楽だと聞いていた、トラック運転手として働き始めました。

そして、実際にトラック運転手として働きだして感じたことは

「本当に他人との接点が少ない」という事でした。

これは、今まで人間関係で悩み、人とのかかわりが苦手であった筆者には衝撃的でしたが、天職ではないかと感じた瞬間でもありました。

もちろん幾つかのつらい経験もありましたが、人間関係が苦手な筆者が、二十数年トラック運転手として乗務し続けているという事実があり、これから先も天職という形はあっても、トラック運転以外の仕事をしたいと考えることは出来ません。

その為、筆者以外に人間関係で悩みを抱えている方にとっても、他人との接点が少ないトラック運転手という職業は、天職となる可能性があるのではないでしょうか。

相手別トラック運転手の人間関係について

ここでは、トラック運転手の人間関係について、相手別でご紹介していきますので、トラック運転手に興味のある方は参考にしてみて下さい。

荷主との人間関係が少ない!

人間関係でネックとなるのが仕事を貰う顧客(運送業界では荷主)との付き合いで、ミスやトラブルがあった時の対処など、他業種では多くの接点を持つことが当たり前ですが、トラック運転手が直接荷主とやり取りをすることはほぼありません。

これは、トラック運転手ではなく会社の担当者と荷主が直接話をするためで、トラック運転手は荷主ではなく会社と話をすることになります。

その為、必要以上に責められることも嫌味を言われることもなく、直接的な接点が少ない為、人間関係は非常に楽であると言えるでしょう。

同僚や上司との人間関係が少ない!

人間関係で悩む原因の一つが同僚や上司とのかかわりですが、トラック運転手ではこの接点も非常に少なく、精神的負担を感じることは少ないでしょう。

同僚や上司とのかかわりがある場面は、仕事中や仕事終わりの飲み会などいくつかありますが、トラック運転手ではこのかかわりが極端に少なくなっています。

その理由として、トラック運転手は基本一人で仕事をすることが多く、積み下ろしも運転中も常に一人での仕事になり、同僚や上司を気にすることなく一日を過ごすことが出来ます。

また、仕事内容が運転手によって違うトラック運転手という職業では、出社時間や終業時間が重ならず、このような飲み会自体が極端に少ない為、同僚や上司による人間関係で悩むことは少ないでしょう。

事務所との人間関係が少ない!

トラック運転手の事務所との接点は、出発前の点呼で10分程度、仕事中の指示で10分程度、帰庫時の点呼で10分程度しかないのではないでしょうか。

実際に筆者はいくつかの運送会社で働いてきましたが、トラブルがない限りこの程度の時間しか事務所とかかわることが無く、長距離で輸送するときには電話で指示を受けるだけで、まったくと言っていいほど、事務所とのかかわりはなく、事務所との人間関係を煩わしいと感じたことはありません。

このように、トラック運転手は事務所との接点も少ない為、人間関係でなやむことも少なくなるでしょう。

積み下ろし担当者との人間関係が一番多い!

トラック運転手は車両サイズが大きくなればなるほど、フォークリフトなどでの荷役作業が多くなります。

この時、企業によってはフォークリフト作業員が積み下ろし作業を行う為、トラック運転手として一番接点が長くなる可能性があるのが、フォークリフト作業員となります。

他業種からみればこの人間関係も「たったこれだけ」と感じるかもしれませんが、トラック運転手の中では一番多くかかわる必要があり、ある程度の人間関係が必要になります。

しかし、荷物の積み下ろしはトラック運転手が行うことも多いので、やはり全体でみると人間関係で悩むことは少ないでしょう。

人間関係が少ないトラック運転手の職種は?

トラック運転手は、基本的にどの職種でも他人とのかかわりが少ない職業ですが、その中でも特に人とのかかわりが少なく、人間関係を気にする必要がない職種について解説していきますので、職種選びの参考にしてみて下さい。

大型長距離運転手

トラック運転手の他人との接点は、トラックのサイズが大きくなればなるほど少なくなり、輸送距離が延びれば伸びるほど少なくなる傾向があります。

大型トラックの長距離運転手の一日は・・・

【地場運転手夕積みの場合】

6:00 出勤・点呼・点検後出発 (運行管理者と点呼時に10分程度の接点)

8:00 配達先到着 荷待ち時間(接点なし)

9:30 荷下ろし完了 次の配達先へ(荷下ろし時にフォークリフト運転手と約30分の接点)

11:00 配達先到着 荷下ろし(接点なし)

11:30 荷下ろし完了 移動後休憩(荷下ろし時にフォークリフト運転手と約30分の接点)

12:00~13:00 休憩後夕積み場所に移

14:00~15:00 夕積み場所到着 積み込み開始(フォークリフト運転手と約30分の接点)

16:00 帰庫 点呼・点検後に業務終了(運行管理者と10分程度の接点)

上記した一日では、10時間勤務のうち1時間50分程度の接点があることが分かりますが、

長距離を担当する大型トラックの一日は・・・

【長距離大型トラック運転手】

12:00 出勤・点呼・点検後出発(運行管理者と10分程度の接点)

14:00 積み込み先到着 積み込み開始(フォークリフト運転手と30程度の接点)

15:00 積込完了 出発

19:00~20:00 休憩

23:00 配達先の近くで朝まで休息

となり11時間勤務のうちたった30分程度しか接点がないことが分かります。

もちろん働き方によって接する時間は変わりますが、長距離トラック運転手が他人との接手が少ないことは変わらず、人間関係を気にすることなく働くことが出来るでしょう。

また、給与水準においても長距離大型トラック運転手は、業界において最も稼ぐことが可能な職種であり、稼ぎたいけど人間関係が苦手だという方には、最も適した職種であると言えるでしょう。

大型トレーラー運転手

大型トレーラーの運転手は大型トラック運転手と同じく、他人との接点が少ない職種になります。

仕事内容は地場、長距離どちらもありますが、基本的に上記した大型トラック運転手と同じ様な一日になり、接点も同じ程度になるでしょう。

しかし、トレーラーの中でも海コンドライバーにおいては、地場の輸送に従事していても他人との接点が極端に少なくなる職種です。

海コンとは、海上輸送に用いられる荷箱のことで輸出入に使用されていますが、専用のトレーラーでないと輸送することが出来ず、このトレーラーの運転手が海コンドライバーと呼ばれています。

海コンドライバーは自分で荷下ろしをする必要はなく、専属の作業員や荷主が行う為、積み下ろし時の接点すら極端に少なくなっています。

その為、特に人間関係に敏感な方には、海コンドライバーをお勧めします。

人間関係が必要になるトラック運転手の職種について

トラック運転手は全職種において、他人との接点が少ない職業ですが、例外的に他人との接点が多く、人間関係が必要になる職種もあるので、職種選びの前に知っておくべきでしょう。

ここでは、人間関係が必要になるトラック運転手の職種について、解説していきますので職種選びの参考にしてみて下さい。

宅配ドライバー

宅配ドライバーは、一日に数百件程度の集配送を行う為、他人との接点が多くなり人間関係が苦手な方では、精神的な負担を感じてしまうでしょう。

また、顧客との直接的なやり取りが必要になり、再配達や時間指定の変更などやることも多く、他人とのかかわりに負担を感じるのであれば、難しい職種になるのではないでしょうか。

しかし、現在の宅配業界は荷扱い量が格段に増え、ドライバーの雇用待遇も良くこれから先が期待できる職種ではあるので、人間関係が苦手ではない方には、おすすめできる職種となっています。

引越し運転手

引越しは一人で行うものではなく、引越しをする家主と作業員が一緒に荷造りをしたり、荷物の搬出入を行う為、トラック運転手の中では他人との接点が多い職種となります。

また、移動時には作業員も一緒にトラックに乗って移動することが多いので、一人になる時間も少なく、人間関係が苦手な方では負担に感じることも多いでしょう。

しかし、引越しの運転手は荷づくりや積み込み、搬出入の方法などトラック運転手としての基礎を学ぶことが出来るので、経験を積む目的であれば人間関係が苦手な方にも、一定の期間であればおすすめできる職種ではないでしょうか。

まとめ

ここまで、トラック運転手の人間関係について解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

筆者自身がそうであったように、人間関係が苦手な方にとってトラック運転手は、非常に働きやすい環境が整っています。

自分に合った職種を見つけ、トラック運転手として働いてみてはいかがでしょうか。

好条件で高収入が目指せるドライバー職・運送業界の仕事情報
現在、ドライバーとして働いている方で【働いても給料に納得がいかない】【肉体的にきつくなってきた】【今の会社で将来のことが考えられない】など悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
そんな方にとってドライバーや運送業界への転職や就職活動はドライバー不足の今が絶好のチャンスです!
ドライバーが圧倒的に不足している運送業界では、どこの企業においてもドライバーを確保することが最優先となり、高水準な給与・仕事面での好待遇など、これまで考えられなかったような変化が起きています。
このような状況で現在、ドライバーとして働いているのに待遇がよくならないのであれば会社に問題があり、転職のタイミングだといえます。
転職や就職を成功させるために重要なことは、なりたい職種の【平均収入・勤務時間・年間休日・仕事内容】といった情報の平均値(当たり前)を知ることですが、このような情報の個人収集は難しく効率も悪いです。
そのような時にはドライバー専門の転職サイトを活用していくことで、効率よく情報収集が行えるので自分の希望するドライバーになるための近道となります。
下記でご紹介するドライバー専門転職求人サイトは
ドライバー専門の求人情報が数万件!
スカウト登録で企業から直接オファー!
求人応募が簡単で複数の企業に一括応募可能!
知名度・利用率・ドライバー採用に繋がる媒体№1 
など多くのメリットがあり、うまく活用することで必ず自分の希望に合ったドライバー職が見つかるでしょう。
登録は無料で行えるので気になる方は利用してみてください。 

運転免許取得を考えている方へ

運転免許取得を考えているのなら合宿での免許取得をお勧めします。

通学での免許取得は受講生が多いとスムーズに実技講習が受けられず、多くの時間がかかり結果としてかかる費用も多くなってしまいます。

下記でご紹介している合宿免許比較サービスでは、提携している全国の自動車教習所の中から、自分に合った合宿プランを簡単に検索することが可能となっています。

検索するだけなら登録も必要なく料金も発生しないので、通学と合宿の費用の違いを比較してみて下さい。

春休み合宿免許は年内のお申し込みで最大15,000円割引!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました