トラックには小型から大型まで荷主や顧客のニーズに合わせて、様々な種類がありますよね。
車両サイズが変われば働き方も変わり、一日に走行する距離も大きく変わってきます。
そこでこの記事では、トラックのサイズ別走行距離のおおよその目安について、詳しくご紹介していきたいと思います。
トラック運転手が一日に走行できる距離について
結論から言うと貨物トラックの運転手に、法律上の走行距離の制限はありません。
その為、トラック運転手というと寝る暇もなく走り続けて、一日に走れるだけ走行しているイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
旅客バスなどの運転手などでは法律上、「夜間運行9時間・1人乗務最大600㎞」と定められていますが、トラック運転手には適用される法律はありません。
しかし、いくらでも走行できるというのは間違いで、トラック運転手には一日の拘束時間が13時間以内、最大でも16時間以内が週に2日以内と定められており、この時間内で定められた休憩時間をとりながら走行できる距離が一日の最大走行距離となります。
この法律を基に走行距離を計算すると、一日13時間勤務の場合、昼食休憩1時間、4時間毎に30分の休憩で1時間30分、これを13時間から引いて10時間30分。
10時間30分80㎞で走行した場合には840㎞の走行距離となりますが、運転手の仕事には積み下ろし時間があるので、実際の走行距離はまだ短くなると言えるでしょう。
小型トラック運転手の走行距離の目安
小型トラックが一番使用されることが多い場所は、地場での近距離輸送になります。
分かり易く例を挙げると宅配便を扱うヤマト運輸や佐川急便、そしてホームセンターや食料品店など、流通センターなどのターミナルから集配を行う車両が地場配送と言われる運転手です。
その為、小型トラックが一日に走行する距離の目安は、100㎞~200㎞以内が多くなっています。
近年のネットショッピングなどの人気により、取扱荷物が増加し求人なども多く、運転手未経験者が最初に経験を積むことが多い車両です。
中型トラック運転手の走行距離の目安
中型トラックの働き方の特徴は、集配件数が少なくなり物量は増え、輸送距離が延びて車両内で宿泊することもあります。
地場を走行するのであれば100㎞程度の走行距離ですが、中距離の輸送になると一日に300㎞程度走行することもあります。
また宿泊を挟むような運行になると、一日の走行距離が400㎞を超えることもあるでしょう。
小型トラックに比べると拘束時間や運転時間、走行距離も増えますが給与水準も高くなるので、稼ぎたいという方にはおすすめの車両サイズです。
大型トラック運転手の走行距離の目安
大型トラックは主に長距離輸送に使用されますが、まとまった荷物があれば地場の集配送に使われることもあります。
大型トラックが長距離輸送するときの一日の走行距離の目安は400㎞以上で、全車両サイズの中で最も長く走行しますが近年では、燃料費の高騰や運転手の拘束時間の短縮目的でフェリーを使用することもあり、以外と短い走行距離の長距離運転手もいます。
しかし、ほかの車両に比べると走行距離は長く車両サイズも大きくなるため、体力や集中力はもちろん運転技術も必要となります。
一日の走行距離は長いが大型トラック運転手が楽しい!
運転手のいいところは、他人との接点が少ない、自由な時間がある、行く先々での食事などですが、そのすべてが味わえるのが大型トラックの運転手です。
走行距離が長いということは、運転時間が長く一人の時間が長いということ。
また、指定された時間までに到着すればいいので、ある意味フレックスタイム制のような働き方が可能で、大型トラックの駐車場がある定食屋さんが全国には多くあるので、食事も楽しみの一つになるでしょう。
そして給与も高水準で年収600万円以上になることも少なくありません。
走行距離が長くきついこともある大型トラック運転手ですが、その分魅力も多い職業であると言えます。
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まとめ
ここまで。トラックのサイズ別走行距離の目安についてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
運転手と一言で言っても合う合わないは必ずあるので、自分に合った走行距離の働き方を見つけてみましょう。
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